- 2020/12/21 掲載
環境配慮の農業戦略策定へ=50年CO2排出ゼロで―農水省
農林水産省は21日、環境に配慮した農業など持続可能な食料供給システムを構築するため、野上浩太郎農水相をトップとする本部を省内に発足させた。2050年までに農林水産業の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロや化学農薬・肥料の使用削減を実現するため、来年5月に具体的な戦略を策定する。
野上農水相は新たに発足した「みどりの食料システム戦略本部」の初会合で「地球温暖化や生産者の減少に加え、新型コロナウイルスの発生など、(食料供給が)厳しい状況にある」と指摘。その上で、「農林水産業や加工・流通を含めた持続可能な食料システムの構築が急務だ」と述べた。
【時事通信社】
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