- 2020/12/21 掲載
午後3時のドル103円半ば、英でのコロナ変異種発生を警戒
週明け取引ではドルと円がともに上昇。アジア株が軒並み安となる中、ユーロや豪ドル、NZドルなどが対米ドル、対円でともに売られた。
売りが最も目立ったのは、震源地のポンド。英国はロンドンを含むイングランド南東部にロックダウン(都市封鎖)を再導入し、クリスマス前後の行動指針緩和も撤回。従来3段階だった警戒レベルに、さらに厳しい4番目のカテゴリーを新設した。
ポンドは日中を通じてじり安が続き、対ドルで前週末終盤の1.35ドル前半から1.33ドル半ばへ、対円でも139円半ばから137円後半まで売られた。
市場では「週後半はクリスマス休暇となる参加者が多く、これまで保有してきたドルの売り持ちを解消する動きが出やすい」(トレーダー)ことも、ドル高を促したとの声が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 103.45/47 1.2189/93 126.11/15
午前9時現在 103.47/49 1.2210/14 126.35/39
NY午後5時 103.31/34 1.2255/59 126.61/65
(為替マーケットチーム)
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