- 2020/12/22 掲載
午後3時のドルは103円前半、リスクオフムード継続
前日海外の流れを引き継ぐ形で、アジア市場でもドルと円が堅調。ユーロが対ドルで1.22ドル半ばから前半へ、対円で126円半ばから前半へ下落したほか、NZドルも0.70ドル後半から半ばへ、73円前半から72円後半へ売られた。
市場では、英国で発生した新型コロナ変異種への警戒感、日米など他国でも感染が再び広がっていることなどが、リスクオフムードにつながっているとの指摘が出ている。「クリスマス休暇で調整売買が入りやすいことも、下げの続いてきたドルの切り返しにつながっている」(邦銀)との見方もあった。
ロイターが市場関係者に実施した年末インタビューでは、ドルは来年100円を割り込むとの見方が優勢だったものの、日経平均は3万円乗せを予想する声が多かった。「海外勢の間で、割安感のある円資産の買い増しを検討する動きが出ている」(外銀)といい、株高と円高が同時に進行する可能性があるという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 103.45/47 1.2217/21 126.39/43
午前9時現在 103.33/35 1.2233/37 126.42/46
NY午後5時 103.30/32 1.2242/46 126.45/49
(為替マーケットチーム)
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