- 2020/12/22 掲載
三菱マテ不正の元子会社破綻=令和最大、負債603億円
東京商工リサーチによると、三菱マテリアルの品質不正でデータの改ざんを行った元子会社のダイヤメット(新潟市)が22日までに、東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理された。ダイヤメットの子会社ピーエムテクノ(同)も連鎖破綻し、負債総額は令和最大となる計603億9700万円。不正発覚で赤字が続いて債務超過に陥り、自力再建を断念した。
ダイヤメットは自動車向けのベアリングなどの製造を手掛ける。不正を受けた品質保証体制の拡充で費用がかさみ、業績は好転しなかった。
【時事通信社】
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