• 2020/12/23 掲載

日本企業、深刻化を懸念=トヨタ英仏工場停止―コロナ変異種

時事通信社

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


英国で感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が見つかり、日本企業の間では現地での事業活動に懸念が広がっている。トヨタ自動車は英国とフランスで工場の操業を停止。都市封鎖(ロックダウン)地域の拡大など事態が深刻化すれば、ビジネスの大打撃になりかねない。

トヨタは22日以降、部品物流への影響から英仏での生産を順次停止。いずれも24日からの予定だったクリスマス休暇を前倒しする形だ。日産自動車の英国工場は19日から休暇に入っており、直接の影響を免れた。

航空業界では、羽田―ロンドン線などを運航する全日本空輸と日本航空は情報収集を急ぐ。今のところキャンセルが急増するといった影響は出ていないものの、今後の出入国規制の動向や旅客需要次第で一段の減便を迫られる可能性がある。

日立製作所の英鉄道車両組立工場は「ロックダウン地域から離れている」(広報担当)として通常通り操業を続けている。ただ、英国は欧州連合(EU)との自由貿易協定交渉が難航。年明け以降、英EU間の輸出入が混乱する恐れが否定できない。企業関係者は「不安要素が多過ぎる」と漏らす。

日本工作機械工業会の飯村幸生会長(芝浦機械会長)は22日、「変異種の毒性が強かったり、行動制限が(厳しく)かかったりすると、受注に大きなインパクトが出る」と警戒を強めている。

【時事通信社】 〔写真説明〕離陸する日本航空の旅客機(上)。右下は全日本空輸機=10月18日、東京・羽田空港

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます