- 2020/12/23 掲載
米司法省、ウォルマート提訴 オピオイド危機を助長
訴状で、ウォルマートは「規制物質に関する数千もの不正な処方箋に従い違法に薬を調合した」ほか、「不審な注文の適切な検出・報告ができないと分かっているシステムを数年間にわたり使い続けた」と指摘。ウォルマートは規制物質法に違反していると訴えた。
有罪となれば、不正な処方箋一通当たりで最大6万7627ドル、検出されなかった不審な注文一件当たりで1万5691ドルの罰金が科される可能性がある。
司法省はまた、ウォルマートの管理職が薬剤師に圧力をかけ、大量の処方箋を「可能な限り速く」処理するよう要求し、不正なものと分かった処方箋に対して調合を拒否する権利を奪ったとした。
司法省が刑事訴訟を検討しているかは不明。
ウォルマートは訴訟に関するコメントを控えた。訴訟を受け株価は1.5%下落した。
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