日立GLS、日立コンプレッサータイランドの株式譲渡について発表

日立グローバルライフソリューションズ(取締役社長:谷口 潤/以下、日立GLS)は、このたび、タイ王国における100%子会社で、冷蔵庫向けコンプレッサーの製造を担う日立コンプレッサータイランド(Hitachi Compressor(Thailand),Ltd.、以下HCTL)の発行済み全株式を、中国の美的集団股份有限公司(以下Midea Group)の子会社で家電販売商社の美的新加坡贸易公司(Midea Electric Trading(Singapore)Co.Pte,Ltd.)に譲渡する契約を締結しました。

HCTLは、冷蔵庫向けコンプレッサーにおいて世界有数の生産量を誇るMidea Groupの傘下に入ることで、調達力の向上やサプライチェーン拡充など競争力の強化を図ります。また、Midea Groupは今後の事業拡大に向けて、HCTLをASEAN地域における重要な生産拠点として活用していきます。

日立GLSは、HCTLで生産されている冷蔵庫向けコンプレッサーを、競争力が強化される同社に生産委託するなど外部調達への切り替えを進め、冷蔵庫事業の収益性を改善していきます。さらに、コネクテッド家電など付加価値の高い製品や、ライフソリューション事業の強化に向けた継続的な成長投資を行っていきます。多様化するお客さまのニーズに応える革新的な冷蔵庫や食分野におけるソリューションの開発を行い、生活者のQoL向上に貢献していきます。