英株価、一時３％高＝ＥＵ完全離脱後初の商い

【ロンドン時事】４日の欧州株式市場では、主要国の株価指数が午前の取引で軒並み上昇した。１２月３１日に欧州連合（ＥＵ）を完全に離脱した後、最初の商いとなった英国の株価は一時約３％急伸した。

完全離脱に伴う物流や金融サービスの混乱が懸念されたが、今のところ大きなトラブルは伝えられておらず、スムーズな移行が好感された。英製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が４日に英国内で始まったことも、株価の押し上げ要因となった。

【時事通信社】