- 2021/01/05 掲載
NY株、急反落=一時700ドル超安
【ニューヨーク時事】年明け4日のニューヨーク株式相場は、米上院の決選投票を翌日に控えて警戒感が広がり、3営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比382.59ドル安の3万0223.89ドルで終了。下げ幅は一時720ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は189.83ポイント安の1万2698.45で引けた。
ダウ平均は序盤に3万0674.28ドルまで上昇し、昨年末に続いて取引時間中の史上最高値を更新した。しかし、その後は高値警戒感から売りが優勢となり、急落に転じた。
5日には、上院の2議席をめぐる決選投票がジョージア州で行われる。共和党が少なくとも1議席を確保し、上院で多数派を維持すれば、規制強化や増税を掲げるバイデン次期大統領の政権運営の自由度が狭まり、株価にはおおむね追い風になる。ただ、選挙は接戦が予想され、市場は結果を注視している。
【時事通信社】
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