- 2021/01/12 掲載
街角景気、2カ月連続悪化=昨年12月、コロナ再拡大で
内閣府が12日発表した2020年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比10.1ポイント低下の35.5と2カ月連続で悪化した。新型コロナウイルスの感染再拡大で自治体から営業時間の短縮を要請された飲食業などが落ち込み、指数の下げ幅は同年3月(13.2ポイント低下)以来の大きさとなった。
指数の水準は前回、緊急事態宣言が発令されていた同年5月(15.5)以来の低さ。内閣府は基調判断を「このところ弱さがみられる」と2カ月連続で下方修正した。景気の現状に関し同年6月以降、使用してきた「持ち直し」の表現は姿を消した。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR