- 2021/01/19 掲載
日鉄、高炉1基を再稼働=緊急事態、需要変わらず
日本製鉄は19日、東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)の第1高炉を再稼働したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年4月から休止していたが、国内外で自動車や建設機械向けの需要が想定以上に早く回復していることを受け、再稼働の準備を進めていた。
自動車などに使われる薄い鋼板は昨年秋以降、輸出の伸びもあり、在庫が逼迫(ひっぱく)している状態が続いているという。新型コロナでは今月、11都府県に再度の緊急事態宣言が出たが、日鉄は「足元の需要動向を鑑みて再稼働した。宣言で特に何か変わったという認識はない」(広報)としている。
【時事通信社】
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