- 2021/01/21 掲載
英経済の力強い回復想定、ワクチン接種進展で=中銀総裁
英中銀主催のオンラインイベントで「現在行われているようなワクチン接種プログラムの展開により、経済の顕著な回復が見られるだろう」とした。
英中銀は2月4日に次回の金融政策決定会合を開催し、新たな成長見通しを公表する予定。マイナス金利政策の導入可能性に関する報告書も発表する。
ただ、ベイリー総裁は「実際にはマイナス金利を導入するかどうかについて議論しておらず、何の判断も下していない」と指摘。国際的なデータでは、マイナス金利は特定の環境下でのみ有効であることが示されているとし、「どのように機能するかについて自信を持って言えることはない」とした。
また、消費者や企業がソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)措置に適応したことでオンライン小売売上高のシェアが2020年に急激に拡大したと言及。一方で「現行のロックダウン(都市封鎖)措置が再び厳しいものになることは明らかであり、第1・四半期にはかなり顕著な影響が出るだろう」とした。
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