• 2021/01/21 掲載

米ユナイテッド航空、第4四半期は赤字 コスト削減強化へ

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[20日 ロイター] - 米ユナイテッド航空が20日発表した第4・四半期決算は4四半期連続の赤字となった。同社は2023年まで年間約20億ドルのコストを削減する方針を示した。

航空各社は、新型コロナウイルスワクチンの普及で年内に旅客需要が回復することに期待を寄せているが、ワクチンの普及ペースがカギを握ると警告している。

ユナイテッド航空は「(今年は)移行の年となり、回復に向けた準備に専念する」と表明。時間外取引の同社株は2%下落した。

第4・四半期の1日当たりキャッシュバーン(現金燃焼)は平均3300万ドル。うち約1000万ドルは解雇手当や債務の返済だった。

同社は3月まで雇用支援金26億ドルを受け取る予定。3月以降は一時帰休を減らすため、希望退職制度などを導入する見通し。

同社は、新型コロナの流行で特に打撃を受けている国際線の運航が米航空大手で最も多い。バイデン大統領は、欧州やブラジルからの入国制限を維持する方針だ。

ユナイテッド航空の第4・四半期決算は、純損益(調整後)が21億ドル(1株当たり7ドル)の赤字。前年同期は6億7600万ドルの黒字だった。リフィニティブのIBESデータによると、1株損益はアナリスト予想の6.60ドルの赤字を下回った。

営業収入は69%減の34億ドルで、予想と一致した。

第1・四半期については、前年同期比65-70%の減収を予想。輸送能力は少なくとも51%減となる見通し。

昨年末時点の流動資産は197億ドル。3月末も同水準になる見込みという。

コスト削減により、2023年の利払い・税・償却前利益(EBITDA)マージンは、2019年の水準を上回る見通し。需要が早期に回復すれば、2023年以前に19年の水準を上回る可能性があるとしている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます