- 2021/01/25 掲載
三井住友トラスト社長に高倉氏=信託銀社長は大山氏
三井住友トラスト・ホールディングスが、大久保哲夫社長(64)の後任に高倉透執行役員(58)を起用する方向で最終調整に入ったことが25日、分かった。傘下の三井住友信託銀行の橋本勝社長(63)も退任し、後任に大山一也常務(55)を充てる方向だ。4月で三井住友トラスト発足10年を迎えるのを機に、若返りを図る。
高倉、大山両氏はともに旧住友信託銀出身。これまでは持ち株会社と傘下行の社長ポストを、同行と旧中央三井トラスト・ホールディングスで分け合う「たすき掛け人事」を行ってきたが、今回初めて両ポストを同一行出身者が占めることになる。
高倉
透氏(たかくら・とおる)東大法卒。84年住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入行。12年常務、専務などを経て19年6月三井住友トラスト執行役員。大阪府出身。
大山
一也氏(おおやま・かずや)京大法卒。88年住友信託銀行入行。15年三井住友信託銀行執行役員、常務執行役員を経て19年4月常務。京都府出身。
【時事通信社】 〔写真説明〕高倉透
三井住友トラスト・ホールディングス次期社長 〔写真説明〕大山一也
三井住友信託銀行次期社長
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