- 2021/01/29 掲載
GM、35年までにガソリン車ゼロへ 脱炭素へ本腰
バイデン大統領は前日、気候変動対策を国内の外交・国家安全保障政策の柱とする大統領令に署名したばかり。GMも政府と歩調を合わせる形で脱炭素へ本腰を入れる。製品が製造されてから廃却されるまでのCO2排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにする「カーボンニュートラル」も40年までの実現を目指す。
株価は一時7.4%値上がりした。終値は3.4%高。
ガソリン車からEVへのシフトを積極的に推進するバーラ最高経営責任者(CEO)は声明で「排出量ゼロへの野望と全面電動化の未来に向けた共有ビジョン」を策定するに当たり、非政府組織(NGO)の環境防衛基金(EDF)と協力してきたと明らかにした。
GMの昨年の米自動車販売台数は255万台だが、そのうちEV(シボレー・ボルト・ハッチバック)は約2万台にとどまった。昨年11月には今後5年間でEVと自動運転車(AV)分野に270億ドルを投資すると表明した。
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