• 2021/01/29 掲載

12月鉱工業生産、1.6%低下=2カ月連続、「持ち直し」は維持

時事通信社

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経済産業省が29日発表した2020年12月の鉱工業生産指数速報値(15年=100、季節調整済み)は93.2となり、前月比1.6%低下した。低下は2カ月連続で、自動車を中心に回復傾向が一服した形だが、1月は上昇が見込まれており、基調判断は「持ち直している」に据え置いた。

生産は15業種中10業種で低下。世界的な新型コロナウイルス感染急拡大に伴う需要減から自動車は前月比3.0%減。ノート型パソコンやカーナビシステムを含む電気・情報通信機械が2.4%減、蒸気タービンなどの汎用(はんよう)・業務用機械が前月に増えた反動もあり11.7%減と大きく落ち込んだ。海外向けの普通乗用車の出荷が減った自動車は2カ月連続のマイナス。

出荷は自動車など9業種で低下し、全体では1.6%の下落。この結果、在庫は自動車や石油・石炭製品で大幅に増え、1.1%増と9カ月ぶりに上昇した。

生産予測は1月が8.9%上昇、2月は0.3%低下と見込んだ。11都府県に緊急事態宣言が再発令された影響は織り込んでおらず、経産省は「下振れリスクを十分注視する必要がある」(調査統計グループ)と指摘した。

20年10~12月期の生産は6.2%上昇と2四半期連続で回復した。通年では90.9(原指数)と前年比10.1%減。コロナ禍の影響から比較可能な13年以降で最大の下落幅を記録した。

【時事通信社】

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