- 2021/02/02 掲載
英財務相、所得増税などを否定 選挙公約を維持=FT紙
保守党は2019年12月の選挙で、政府歳入の3分の2近くを占めるこれら3つの税率を引き上げないことを公約として掲げていた。
ただ、新型コロナウイルス対策で政府の歳出は大幅に増加し、2020/21年度の公的債務は4000億ポンド(5470億ドル)に達し、当面高水準にとどまると見込まれている。そのため、政府は公約を見直すべきだとの指摘が一部のアナリストから出ている。
FTによると、スナク氏側近は「選挙公約を破ることは信頼を裏切ることになる」と述べ、「これは前回選挙で非常に重要な公約だった」と説明した。
一方、スナク氏は法人税引き上げや所得税控除額の据え置きなどを検討する可能性があるという。
FTの報道に関して財務省はコメントを控えている。
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