• 2021/02/05 掲載

欧州医薬品庁、イーライリリーとリジェネロンのコロナ抗体薬を審査

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[4日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は4日、米イーライリリーと米リジェネロン・ファーマシューティカルズがそれぞれ開発した新型コロナウイルスの抗体治療薬を特定の患者に使用した治験のデータを検証していると明らかにした。

検証対象となっているのは両社が開発した2種類の抗体薬を組み合わせた治療法のデータで、酸素吸入の必要はないが症状が悪化するリスクが高いコロナ患者に使用した治験に基づいている。

イーライリリーは1月、同社の抗体薬「バムラニビマブ」と「エテセビマブ」の併用によってコロナ感染症患者の入院と死亡のリスクが70%低下したことが分かったと発表した。

リジェネロンは「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた抗体カクテル療法で11月に米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を取得しており、トランプ前大統領がコロナに感染した際にも投与された。

どちらも人間の体内で作り出される抗体を模倣して人工的につくった「モノクローナル抗体」を組み合わせた治療法。

EMAはまた、イーライリリーのバムラニビマブを単独で使用する治療法についても検証を進めていると明らかにした。同抗体薬は既に米国で、コロナ感染症の症状が軽度から中等度の高リスク患者への緊急使用が許可されている。

EMAのヒト用医薬品委員会(CHMP)が審査の結果、販売承認を推奨した場合、欧州委員会が正式に承認するかどうかを決めることになる。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます