- 2021/02/18 掲載
フォード、欧州で2030年までに電動車に切り替え
10億ドルを投じ、ドイツのケルンにある完成車工場を同社の欧州初の電気自動車(EV)工場に転換するという。
初の欧州産EVを23年から同工場で生産し、第2弾も検討している。
26年までに欧州で販売する全ての乗用車にEVモデルを投入。また、30年までに欧州での商用車販売の3分の2をEVやプラグインハイブリッド車(PHV)にする。
フォードは現在、ガソリン商用車の市場シェアが、米国で40%、欧州で約15%。
同社は商用車事業について「将来の成長と収益性のカギを握る」とし、新製品やサービス、独フォルクスワーゲン(VW)グループとの戦略提携にかかっていると強調した。
インド自動車大手タタ・モーターズ傘下の英ジャガー・ランドローバー(JLR)は今週、高級車ブランド「ジャガー」を25年までに全面電動化する方針を明らかにした。
フォードと競合する米ゼネラル・モーターズ(GM)は先月、35年までにゼロエミッション(排ガスゼロ)のラインアップを目指すと表明していた。
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