ドイツ経済、ロックダウンで年初に1.5％縮小＝ＤＩＷ予想

［ベルリン　２４日　ロイター］ - ドイツの有力シンクタンク、ドイツ経済研究所（ＤＩＷ）は２４日、ドイツ経済は新型コロナウイルス感染防止のためのロックダウン（都市封鎖）の影響で、今年初めに１．５％程度縮小した可能性があると述べた。

ＤＩＷは、感染拡大は経済成長を阻害しているが、影響は工場が操業停止した昨年春ほど深刻でないと指摘。「冬の間、製造業の活動は活発だった」とした。

ドイツ連邦統計庁が２４日発表した２０２０年第４・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）改定値は前期比０．３％増で、速報値（０．１％増）から上方改定された。輸出や建設業が堅調だった。