- 2021/03/04 掲載
米サンズがラスベガスの施設62.5億ドルで売却、アジアに専念へ
ラスベガス・サンズは、マカオとシンガポールを中心とするアジアでの事業に再投資する戦略を進めている。リフィニティブ・アイコンのデータによると、マカオとシンガポールはそれぞれ昨年の同社売上高の48%と35%を占める重要な市場だ。またマカオは、「カジノ王」として有名な同社創業者の故シェルドン・アデルソン氏が、単なる賭博場を豪華な観光・保養施設や国際会議場などを備えた統合型リゾートへ発展させることに尽力した面もある。
今回売却する施設は、ベネチアン・リゾート・ラスベガスとサンズ・エクスポ・アンド・コンベンションセンター。アポロ傘下のファンドはベネチアンの運営会社を22億5000万ドルで、また不動産投資信託(REIT)のVICIプロパティーズはベネチアンの土地と不動産を40億ドルで買い取る。
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