- 2021/03/12 掲載
スイス、今年の成長率は3%と予想 輸出拡大見込む
昨年12月に再導入された新型コロナウイルス感染抑制措置により第1・四半期には「大幅に」落ち込むものの、その後は措置の緩和で急速に回復するとしている。
SECOは「感染抑制策の進展により想定通りに規制が緩和されていけば、国内経済は極めて急速に回復するはずだ。これまで抑圧されていた消費の機会も再度拡大し、消費の回復につながる」と述べた。また、対外需要が同国の輸出拡大を促す一方、生産設備の拡張に向けた投資も増加するとし、年末にかけてコロナ危機前の水準を回復するとした。
2020年のスイス経済は2.9%のマイナス成長で、過去40年余りで最悪の結果となった。
22年の成長率は3.3%とし、12月時点の3.1%から上方修正。国際経済が12月時点からより好ましい状況になったとし、輸出や雇用の拡大が見込まれるとした。
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