金融庁、みずほに立ち入りへ＝システム障害、集中検査で解明

みずほ銀行で相次いだシステム障害を受け、金融庁が同行と親会社のみずほフィナンシャルグループ（ＦＧ）に対し、月内にも集中検査を行う方針を固めたことが１７日、分かった。立ち入って問題が発生したシステムの稼働記録などを精査し、約２週間に４度の障害が立て続けに起きた原因の究明を急ぐ。

金融庁は検査の結果を受け、処分などの対応を詰める。同庁は障害時の顧客対応の遅れも問題視しており、業務改善命令などの重い処分が避けられない情勢だ。

【時事通信社】