米エクソン、株主に7件の提案否決訴え　年次総会控え

［１６日　ロイター］ - 米石油大手エクソンモービルは１６日、株主に対し、５月２６日の年次株主総会で投票が予定されている会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）の役職分離など７件の株主提案を否決するよう呼び掛けた。

７件には、エクソンの気候変動対策関連のロビー活動やそうした活動が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に合致するかどうかに関する報告を求めるＢＮＰパリバの提案も含まれる。２０５０年までの温室効果ガス排出実質ゼロ目標が同社の事業に及ぼす影響について、見解を求める提案もある。

昨年の総会では、気候変動に対する提案と会長兼ＣＥＯの役職分割についての提案を否決した。