- 2021/03/17 掲載
独コメルツ銀、フェッター会長が退任 健康問題理由に
フェッター氏は、コメルツ銀の経営が混乱し、トップが不在となる中、昨年就任し、新頭取の任命を行った。
後任が指名されるまではウーウェ・チェーゲ副会長が会長職を代行する。コメルツ銀は詳細についてコメントを控えた。
独政府は金融危機後の救済措置に伴い同行に16%近く出資し、筆頭株主となっている。ショルツ財務相はフェッター会長退任の報を受けて「動揺している」と述べ、後任についてはまだ考えていないとした。
コメルツ銀に出資している独金融大手デカは、フェッター氏はすでに大きな変革をもたらしたと評価。デカのポートフォリオマネジャー、アンドレアス・トーメ氏は「基盤はすでに整備されており、新会長がそれを引き継ぐことになる」と語った。
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