- 2021/03/17 掲載
午後3時のドル109円前半、FOMC控え膠着
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 109.16/18 1.1896/00 129.87/91
午前9時現在 109.02/04 1.1900/04 129.75/79
NY午後5時 108.97/00 1.1905/06 129.70/74
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の109円前半。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、主要通貨は小動きが続いた。
東京市場のドルは108.99─109.21円と狭いレンジ内で推移。「108円後半に買いが、109円前半には売りが控えており、身動きが取れない」(外銀)状況だったという。
市場の関心は、FOMC後に公表されるメンバーの経済見通しサマリー(SEP)やパウエル議長の記者会見に注がれている。
前回12月のSEPでは、17人中12人のメンバーが2023年末まで政策金利の誘導目標が据え置かれることを想定した。ただ、3人は1回の利上げ、2人はそれ以上の利上げを見込んだ。
今回はメンバーが1人増えて18人となるが、市場では、失業率見通しの引き下げとインフレ率見通しの引き上げにより、追加的に4人以上が2023年中の利上げ(ゼロ金利解除)を想定する可能性があるとの予想も出ている。
最近、日米金利差との相関を高めてきたドル/円は「FOMCの結果、米国金利がどう反応するかが焦点になる」(別の外銀)見通しだ。
(為替マーケットチーム)
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