- 2021/03/18 掲載
NYダウ、2日ぶり最高値=FRBの金利見通し好感
【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が示した政策金利の見通しを好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比189.42ドル高の3万3015.37ドルで終了し、終値の史上最高値を2日ぶりに更新した。同指数が3万3000ドル台を付けるのは初めて。ハイテク株中心のナスダック総合指数は53.63ポイント高の1万3525.20で引けた。
FRBは金融政策会合後に発表した金利見通しで、事実上のゼロ金利が少なくとも2023年末まで続くとの見通しを維持した。新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた経済の回復には時間がかかると想定し、金融緩和を長期間続ける姿勢を改めて示した。
市場では、コロナワクチンの普及や大型経済対策によって景気が下支えされ、利上げが23年に前倒しされるとの見方が広がっていた。
【時事通信社】
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