- 2021/03/23 掲載
2月全国百貨店売上高は前年比10.7%減、17カ月連続マイナス
2月は前月(29.7%減)より減少幅が縮小し、回復の兆しは見えてきたという。ただ、コロナ禍の影響がなかった前々年(2019年2月)対比では21.9%減と、依然厳しい状況。緊急事態宣言延長により営業時間が短縮されたことや、主要顧客である高齢層が外出を控えていることに加え、前年がうるう年だったことによる営業日数の減少なども響いた。
商品別では、株高を背景に高級時計等を含む美術・宝飾・貴金属の売れ行きが増勢にあり、前年比8.9%増。また、家で過ごすことが多くなったことで、調理家電、特選食器関連などの家庭用品が0.2%増となった。
調査対象の百貨店は73社・196店舗。東京地区は前年比13.5%減と、17カ月連続マイナスとなった。
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