- 2021/03/26 掲載
中銀デジタル通貨、モバイル決済を補完する可能性=人民銀高官
穆氏は国際決済銀行のセミナーで、リテール決済システムのバックアップのために中銀がリテール決済向けのデジタル通貨サービスを提供する必要があると述べた。
アント・グループのアリペイ(支付宝)やテンセント(騰訊)傘下のウィーチャットペイ(微信支付)などの決済サービスは中国の主要な金融インフラになったと述べた。
その上で中銀が将来的にデジタル通貨を発行する際にはこれに取って代わるのではなく共存する形になると予想した。
「紙幣や電子財布が消えることはない。リテール型中銀デジタル通貨の発行プロセスは市場志向のアプローチだ。リテール決済システムにおいてこれらは共存し協力していくことになるだろう」と語った。
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