- 2021/03/31 掲載
テルモ、7回接種の注射器生産=コロナワクチン、無駄なく
医療機器大手のテルモは31日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを1瓶から7回接種できる注射器の生産を開始したと発表した。甲府工場(山梨県昭和町)で、2021年度に2000万本を生産する。薬液を無駄なく使用でき、効率的なワクチン接種につながりそうだ。
3月5日に厚生労働省から製造販売承認を取得した。4月以降順次出荷する。針と注射器が一体構造のため、薬液が筒先に残りにくい。また、コロナウイルスワクチンが筋肉注射であることから、皮下注射より深く届くよう針を従来品より3ミリ長くした。
【時事通信社】 〔写真説明〕テルモが開発し、新型コロナウイルスワクチンを1瓶当たり7回接種できる注射器[同社提供]
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