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  • 2021/04/11

主力行、東芝の判断注視=要請あれば支援検討も―英ファンド提案

時事通信社



英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズによる東芝買収提案をめぐり、主力取引銀行など国内金融機関は東芝の判断を注視している。CVCは2兆円を超える買収資金確保へ、日本勢へ広く投融資参加を呼び掛ける方針。各金融機関はCVCから要請があれば支援を検討する構えだが、提案が東芝の企業価値向上につながるか慎重に見極めたい考えだ。

「重要なのは東芝がどう成長していくかだ」「東芝側に立って、どうするのかということを確認していきたい」。主力行幹部らはCVCによる買収提案について、拙速な判断を避け、東芝の検討作業を見守りたいとの姿勢を明確にしている。

CVCは6日付で、東芝に対し株式を時価に約3割上乗せした価格で買い取ると提案。「物言う株主」との対立が続く東芝の株式非公開化に向け、7月にもTOB(株式公開買い付け)実施を目指す。

ただ、原子力事業などを持つ東芝は改正外為法で重点審査対象となっており、買収には財務省と経済産業省の事前審査が必要。CVCは政府の理解を得るため、官民ファンドの産業革新投資機構(JIC)や政府系の日本政策投資銀行など、日本勢の参加を想定し一部打診し始めた。

東芝は6月に株主総会を控えており、主力行からは「株主総会までが一つのポイントになる」との指摘が聞かれる。各行は「東芝の株主がどう判断するか」(幹部)も見極めながら、提案内容の分析を進める。

【時事通信社】

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