• 2021/04/23 掲載

独VWの労働評議会議長、傘下のトレイトンに移籍 CEOと対立

ロイター

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[ハンブルク 23日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のベルント・オスターロー労働評議会議長が、傘下のトラックメーカー、トレイトンの管理職に就任することが明らかになった。

オスターロー氏は2005年からVWの監査役会メンバーを務めており、VWのヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)が急ピッチで進める大胆な事業再編に反対していた。

トレイトンによると、オスターロー氏は5月1日付でトレイトンの人事部長に就任する。

ディースCEOはコストを削減し、電気自動車への投資拡大に充てることを目指しているが、オスターロー氏はディース氏と対立。昨年、ディースCEOの契約延長に反対していた。

バーンスタインのアナリストは、顧客向けリポートで「ディースCEOに最も公然と反発していた人物が脇に追いやられた。VWをより合理的に経営する機会が生まれたと言ってよいだろう」との見方を示した。

トレイトンのマティアス・グリュンドラーCEOは「当社はオスターロー氏を執行役員会に迎え、今後の課題に取り組んでいく。同氏が国際的な組織で培った幅広い経験は、当社のブランドとパートナシップの間の協力に良い影響を与えるだろう」との声明を発表。

オスターロー氏はVWの全ての役職から退く。VWのディースCEOは「(オスターロー氏は)経営陣に建設的な疑問を投げかけ、会社の利益にとって最善の解決策を模索する手助けを何度となくしてくれた」と表明した。

ドイツの企業統治(コーポレートガバナンス)制度では、監査役会の半数を労働者側の代表が占める。

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