- 2021/04/24 掲載
アメックス、第1四半期12%減収 コロナ禍で旅行・娯楽消費半減
金利費用を除く総収入は12%減の約90億ドル。ただ、コロナ禍による損失のための引当金から10億ドル超を戻し入れたことで、純利益は22億ドルと、約6倍に増加した。
この効果を差し引いた1株当たり利益は1.74ドル。旅行以外の消費が回復したことで、リフィニティブがまとめた予想の1.61ドルを上回った。
キャンベル最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューに対し、渡航制限が続いていることで大企業の旅行需要の回復が遅れると予想。「第4・四半期までに、世界的な旅行・娯楽消費は2019年水準の70%近辺まで回復するとみられているが、世界的な大企業の需要回復はこれより緩慢になる」と述べた。
ただ、全般的な消費は年内、もしくは来年にもコロナ禍前の水準を回復するとし、楽観的な見方を示した。
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