- 2021/04/24 掲載
EU復興基金、加盟国の半数が計画に遅れ 資金配布は予定通り
復興基金は総額7500億ユーロで、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた国々への支援を目的に設立。EUの優先課題である「グリーン」や「デジタル」といった未来の成長につながる投資に活用される。
現在のところ、支出計画を正式に提出したのはポルトガルのみ。関係者によると、EUのルールに沿って計画を策定するのは容易でなく、多くの国が提出期限に間に合わず、5月に提出がずれ込むもようだ。
ある高官は「おそらく来週中にさらに十数件の計画案が提出される見込みで、提出ペースは今後非常に安定してくるだろう」とした上で、「規模が決して小さくない中、6年先までカバーすることは特にパンデミックの最中には大変な作業だ」と述べた。
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