• 2021/04/26 掲載

「いつもの」おかず、賞味期限長く=まとめ買い狙い続々登場

時事通信社

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


スーパーなどで普段購入できるおかずや加工食品に、これまでより賞味期限の長い商品が続々と登場している。新型コロナウイルス流行で自宅で過ごす時間が増え、簡単に食べられるものをまとめ買いしておきたい、というニーズが強まっているためだ。日持ちすることから、食品ロスの削減にもつながると期待される。

日本ハムがこの春発売した肉じゃがやシチューなどの新ブランド「あじわいレンジ」は、「常温保存のため買い置きの保管場所を選ばない」(広報担当)のが特長。賞味期限は90日。家庭で常備しておけば、在宅勤務の合間などに電子レンジで温めるだけで食べられる。このほか、常温で365日保存可能なウインナーなどの「ストックポーク」も発売。災害時にも役立つ。

伊藤ハムは、湯せんや電子レンジで温めて食べる「クイックディナー」シリーズの品ぞろえを強化。大袋に「もつ煮」や「角煮」などが1人前ずつ入っており、常温で90~180日保存できる。

キユーピーが4月から展開しているのは、ポテトサラダなどの冷蔵総菜ブランド「わたしのお惣菜」。スーパーで売られているパックの総菜が通常、消費期限2~4日なのに対し、賞味期限が20~30日と長い。こまめに買い物に行かなくても、「食べたい時にすぐ作りたてのような味が楽しめる」と好評だ。

調査会社の富士経済(東京)によると、2020年はコロナによる外出自粛の影響で、調理済みの持ち帰り弁当など日持ちのしない「中食(なかしょく)」市場は縮小。一方、自宅で調理が必要な「内食(うちしょく)」は保存性に優れる商品が人気で、主食系の加工食品は前年比4.5%増、おかずなど総菜系は同3.1%増の見込みだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕食品メーカー各社が販売する、賞味期限が長い家庭用のおかず(各社提供)

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます