- 2021/04/30 掲載
オンキヨー、家庭用AV事業を売却へ=経営再建、シャープなどに
ジャスダック上場のオンキヨーホームエンターテイメントは30日、ミニコンポをはじめとした家庭用AV事業をシャープなど2社に売却することで基本合意したと発表した。同社は2021年3月期に約23億円の債務超過の見込みとなっており、事業売却で資金を確保し再建を目指す。
売却額など詳細は5月20日までに決定する。オンキヨーはスピーカーのOEM(相手先ブランドによる生産)や人工知能(AI)を使った音声認識事業などを拡大し、収益を確保する方針。
以前はミニコンポなどを主力としていたが、音楽のインターネット配信拡大といった市場の変化に対応できず業績が低迷。20年3月期から2期連続で債務超過に陥り、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触する見込みとなっている。
【時事通信社】
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