- 2021/04/30 掲載
三木谷氏「なぜ大騒ぎ」=中国企業の楽天出資めぐり
楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は30日、中国IT大手テンセントからの出資をめぐり、情報流出などへの懸念が指摘されていることについて「何をそんなに大騒ぎしているのかまったく分からない」と語った。東京都内で記者団の取材に応じた。
楽天は3月末、日本郵政に加え、テンセント子会社から約657億円の出資を受けた。三木谷氏は「出資を受けたが、取締役の派遣もない」と述べ、テンセントが経営に影響を与えることはないと強調した。
一方、三木谷氏は昨年4月に本格参入した携帯電話事業で、加入者数が400万人を超えたと明らかにした。楽天は米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の取り扱いを30日から開始。加入者数を上積みしたい考えだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕携帯電話事業のイベントに出席した楽天グループの三木谷浩史会長兼社長=30日午前、東京都内
PR
PR
PR