- 2021/05/06 掲載
米GM、第1四半期利益急増 利益率高い車種に注力
第1・四半期の純利益は30億ドル(1株当たり2.03ドル)と、前年同期の2億9400万ドル(同0.17ドル)から急増。一時項目を除く1株利益は2.25ドルと、アナリスト予想の1.04ドルを大幅に上回った。
ただ、売上高は325億ドルと、327億ドルからやや減少。アナリスト予想は327億ドルだった。
今年の設備投資計画は90億─100億ドル。バーラ最高経営責任者(CEO)によると、このうち約70億ドルを電気自動車と自動運転車の開発に振り向ける。
バーラCEOは、フルサイズピックアップトラックの「シボレー・シルバラード」のほか、「GMCユーコン」や「キャデラック・エスカレード」などの需要が高い車種に注力すると表明。半導体不足については、第2・四半期に悪化するものの、下半期には改善するとの見方を示した。
GMは通年業績見通しを維持。調整後の税引前利益は予想の100億─110億ドルの上限近くになるとの見通しを示した。半導体不足で通年の利益が15億─20億ドル縮小する恐れがあるとの見通しも維持した。
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