- 2021/05/11 掲載
iPhone、不正購入相次ぐ=一部出荷停止―楽天
楽天モバイル(東京)は10日、4月末に取り扱いを始めた米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の最新機種をめぐり、注文していないにもかかわらず第三者に購入される被害が相次いでいると発表した。被害件数は明らかにしていないが、不正対策を強化し、複数台を購入するなど注文の一部で出荷を停止している。
不正被害は、オンライン販売で端末のみを購入する注文で発生した。オンラインで購入する際は利用者向けのIDとパスワード、クレジットカードなどが必要となるが、IDと異なる名義のカードでも製品を購入できる。このため、オンライン販売のセキュリティーに問題があるとの指摘もあり、不正に入手されたIDやカード情報が悪用された可能性がある。
楽天は「当社からクレジットカードなど個人情報の漏えいは発生していない」としている。
楽天はNTTドコモなどの大手3社と異なり、すべての端末で、他社回線では使えないようにする「SIMロック」を掛けずに販売している。こうした販売の仕方も今回の不正の一因とみられる。
【時事通信社】
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