- 2021/05/31 掲載
ロシア、ベラルーシ向け融資の実行を確認 ソチで首脳会談
ベラルーシが旅客機を強制着陸させて反体制派を拘束した問題で欧米から厳しい批判を受けるなか、プーチン氏は改めてベラルーシへの支持を示した。両首脳は会談2日目のこの日、ヨットクルーズも行った。
ロシアは昨年、ベラルーシへの15億ドルの融資に合意、昨年10月に第1弾の5億ドルを実施済みで、RIAによると、6月末までに第2弾の5億ドルが支払われる見通し。
ベラルーシ当局は23日、欧州格安航空会社(LCC)ライアンエア機に爆弾が仕掛けられたとの情報があるとしてミンスクの空港に緊急着陸するよう指示し、着陸後に搭乗していたベラルーシの反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ氏の身柄を拘束した。西側諸国は国家主導のハイジャックを行ったとしてベラルーシを批判している。
当局はプロタセビッチ氏とともに交際相手のロシア人、ソフィア・サペガ氏も拘束した。
ロシアのタス通信はペスコフ大統領報道官の話として、プーチン氏がルカシェンコ氏との会談でサペガ氏について取り上げたと伝えた。
ペスコフ氏は、ロシア側はサペガ氏の待遇に「無関心ではない」としながらも、同氏がベラルーシで居住許可を所得していたことに留意すると説明した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR