- 2021/05/31 掲載
原油先物は上昇、下半期の堅調な需要見通しで
0038GMT(日本時間午前9時38分)現在、北海ブレント先物8月限は0.07ドル(0.1%)高の1バレル=68.79ドル。米WTI原油先物7月限は、0.13セント(0.2%)高の66.45ドル。
イランの原油・コンデンセート輸出が再開される可能性があるものの、アナリストは需要の伸びが供給を上回ると予想しており、北海ブレント、WTIともに月間では2カ月連続の上昇となる見通しだ。
ANZのアナリストは「第3・四半期には日量65万バレル、第4・四半期には日量95万バレルのペースで需要が供給を上回るとみている」と述べ、これにはイランの生産が日量50万バレル増加するという想定が含まれるとした。
OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は6月1日に会合を開く。関係筋によると、引き続き協調減産の段階的な縮小方針を確認するとみられている。
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