- 2021/05/31 掲載
百貨店、平日営業再開=テーマパーク、映画館も相次ぎ―休業要請緩和で
緊急事態宣言に伴う大型商業施設への休業要請が緩和されることを受け、百貨店大手は31日までに、東京や大阪で6月1日から主力店の平日通常営業を再開することを決めた。ショッピングモールやテーマパーク、映画館なども足並みをそろえる。各社は感染防止を徹底しつつ、業績へのダメージを少しでも和らげたい考えだ。
三越伊勢丹ホールディングスは都内4店舗、そごう・西武は都内2店舗、J・フロントリテイリングは都内と大阪府内の計5店舗で平日は通常営業に切り替える。高島屋は都内と大阪府内計7店舗で、松屋は銀座店(東京)で、それぞれ平日営業を再開。「コロナ前の売り上げには程遠いが、少しでも取り戻していきたい」(都内の大手)と期待する。
ショッピングモールでは、イオンモールが都内でアミューズメント施設を除き全面再開。イトーヨーカ堂は大阪府内のアリオで専門店の平日営業を、岡山県内は土日の営業も実施する。
テーマパークは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)が平日に限り開園する。同時に入園できる上限は5000人に制限する。東京ディズニーランド、シー(千葉県浦安市)は時短営業を続け、上限は1日各5000人を維持する。よみうりランド(東京都稲城市、川崎市)は植物園「HANA・BIYORI(はなびより)」をオープンする。
映画館では、ユナイテッド・シネマが東京、神奈川、埼玉などの16劇場で、TOHOシネマズも都内で午後9時まで、大阪府内でも平日の営業をそれぞれ再開する。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR