- 2021/06/08 掲載
元局員、切手横領の疑い=6億円超換金か―日本郵便
日本郵便は8日、神田郵便局(東京都千代田区)で、郵便部課長代理だった60代男性が料金別納郵便の支払いで使われた切手を大量に横領した疑いがあると発表した。男性は金券ショップで約6億7000万円を換金したとみられ、懲戒解雇した。一方、正確に被害を裏付ける書類などがなく、告訴は断念した。
日本郵便によると、元課長代理は内部調査で着服を否定したという。ただ、大口顧客を担当し、切手を横領できる立場だったことや同額の預金があったことなどから換金した「蓋然(がいぜん)性が高い」と判断し、2019年1月に解雇した。元課長代理からは約6億7000万円の弁済を受けている。
【時事通信社】 〔写真説明〕
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