• 2025/05/05 掲載

「無人カフェ」の人気拡大=時間気にせず気軽に利用―名古屋発、各地に展開へ

時事通信社

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名古屋市を中心に店員のいない「無人カフェ」の人気が広がっている。気軽に立ち寄れ、ドリンクを片手に時間を気にせず作業できると好評で、店舗が急増。運営会社も人手不足などの悩みとは無縁といった強みを生かし、各地で新たな文化を根付かせようとしている。

人工芝を敷き詰めた明るい内装に、無料Wi―Fiを完備する名古屋市内の「セルフカフェ」。カップ式自動販売機で400円程度の飲み物を一杯購入すれば、時間制限なく利用できる。4月中旬、帰社途中に寄って仕事を片付けたという商社勤務の男性(29)は「(店員の)声掛けもなく、集中できる」と語った。

「セルフカフェ」は4月末時点、愛知県や大阪府などで46店を展開。運営会社の鈴木大基社長が、2018年に空き物件活用事業として始めた。「一般的なコワーキングスペースは会員登録が必要など手続きが煩雑で、自分が使いたいものがなかった」と言う。

23~24時間営業が基本で、不審な行動を検知する監視カメラやスタッフの見回りで防犯対策も講じる。こうした無人カフェについて、鈴木氏は「自宅とカフェと図書館のいいとこ取り」と強調。静岡県や岩手県などでも開業しており、今年度末までに各地で100店程度にしたい考えだ。

名古屋市では、別の会社が運営する「ふらりCAFE」も昨年末以降、6店オープンした。担当者は「大学や中学校、高校に近い駅の最寄りに出店し、学生の利用が多い」と説明。今後は愛知、岐阜、三重の3県で100店規模の開業を目指すという。

【時事通信社】 〔写真説明〕「セルフカフェ」の店内=3月17日、名古屋市熱田区 〔写真説明〕「セルフカフェ」店内にあるカップ式自動販売機=3月17日、名古屋市熱田区

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