野村不動産と野村不動産コマース、飲食事業者向けシェア型クラウドキッチンを開業

　野村不動産株式会社（本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松尾 大作）および野村不動産コマース株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:小島 達也)は、都市型商業施設「GEMS 田町」において、飲食事業者向けシェア型クラウドキッチン「DELI STATION X 田町」が6月14日に開業することをお知らせします。

　コロナ禍における新たな飲食モデルとしてデリバリーやゴーストレストランが爆発的に増加するなか、飲食事業者およびお客様の双方にとって安心して利用できる飲食提供環境の需要が高まっています。今般開業する「DELI STATION X（デリステーション クロス)田町」は、全国75拠点（フランチャイズ含む）のゴーストレストランを展開し豊富なノウハウを有す合同会社Wiaasが運営します。上質な飲食テナントが集積する「街のグルメタワー」として運営を行ってきたGEMSに居を構えながら、従来とは一線を画す大規模な厨房設備を用意することで、"ゴーストレストランの見える化"を促進し、より優良な飲食事業者に出店いただくことを通じ、美味しく安心して利用できる飲食提供環境を実現します。

　シェア型クラウドキッチンはGEMSシリーズとして初となり、今後は新たな運営業態メニューの1つとしてシリーズ内での展開拡大も検討します。また、GEMSシリーズでは、野村不動産グループが関わる住宅・オフィス等の敷地内に於いてGEMS入居テナントの飲食提供を行う「フードトラック」や、同一GEMS内複数店舗の料理を一度に注文可能な「はしごデリバリー」など、お客様の食に係わる多様な需要へ応える試みをさまざま推進しています。これからも時代の変化に合った取り組みに挑戦し続けることで「食事は街を幸せにできる」というコンセプトを体現してまいります。