- 2026/07/23 17:10 掲載
アンソロピック「Claude Opus 5」明日にも発表か、GPT-5.6や中国AIに対抗 焦点は?
新モデルで注目されるのは性能だけでなく、企業がAIエージェントを継続運用する際のコストだ。価格や仕様は未公表だが、現行Opus 4.8のAPI料金は100万トークン当たり入力5ドル(約815円)、出力25ドル(約4,075円)。2025年に登場したOpus 4は入力15ドル(約2,445円)、出力75ドル(約1万2,225円)だったため、名目単価は3分の1まで下がった。
実際の運用費はトークン単価だけでは決まらない。複雑な開発や調査を何回の推論、ツール呼び出し、再試行で終えられるかが総額を左右する。
アンソロピックはOpus 4.8について、同じ知能水準の作業をより少ない手順で完了し、ツール利用効率が向上したと説明しているが、安定性に欠けるとの声もある。Opus 5で改善されれば、単価が据え置かれても、タスク当たりの運用コストが低下する可能性がある。
一方で競合の圧力は強い。米OpenAIは7月9日からGPT-5.6 Solを順次提供した。同社評価では、中程度の推論設定でもClaude Fable 5を11.4ポイント上回り、推定コストは約4分の1だと主張する。小型のTerraとLunaはFable 5を上回りながら、約16分の1のコストだとしている。アンソロピックにとってOpus 5は、最高性能だけでなく、企業導入で説明しやすい費用対効果を示せるかが重要になる。
中国勢も低価格攻勢を強めている。中国Moonshot AIは7月、2.8兆パラメータと100万トークンの文脈長を掲げる「Kimi K3」を投入。Kimi K3の利用価格はGPT-5.6 Solの半分だという。
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