- 2026/07/25 12:00 掲載
Google Cloudが脆弱性修正のAIエージェント「CodeMender」の提供を開始
企業向けの管理型エージェントとしてセキュリティ対策を支援
CodeMenderはGoogle DeepMindによって開発され、2025年10月に高度なセキュリティ研究プロジェクトとして初めて発表された技術を基盤としている。今回のプレビュー提供により、研究フェーズからエンタープライズ環境で実用可能な完全管理型のAIコードセキュリティエージェントへと移行した。
システムは対象となるソフトウェアのソースコードを解析して脆弱性の候補を特定するだけでなく、それが実際に悪用可能であるかを確認するためのテストを自律的に実行する。この検証プロセスを経ることで、開発者は誤検知の対応に時間を奪われることなく、実証された重大な脆弱性の修正に専念できる体制が整う。
悪用可能と判断された脆弱性に対しては、CodeMenderが直接修正コードを自動生成し、開発者にパッチとして提案する 。脆弱性の発見から修正までのプロセスが連続して処理される仕組みである。Google Cloudはサイバー攻撃が高速化する現状に対し、AI Threat Defenseなどのソリューションを通じて防御側の自動化を推進しており、脅威検出から修復や監視に至るまでAIを活用した支援体制を構築している。
セキュリティ業界ではAIエージェントが企業の新たな攻撃対象領域として拡大しているとの指摘がある一方、サイバー防御の中核を担う技術としての導入も進んでいる 。Google CloudはCodeMenderをエンタープライズ向けのセキュリティエージェントとして提供することで、開発段階からの安全性確保と脅威対応プロセスの効率化を図っている。
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