- 2021/06/16 掲載
米シティ、消費者主導の回復見込む 法人向け融資は年内低迷
メイソン氏は、消費者主導の回復が見込めるとし、ワクチン接種の進展が主に回復を後押ししていると説明した。
ただ、下期に個人向け融資は回復するものの、法人向け融資が年内大きく上向くことはないとの見通しを示した。さらに、投資銀行や富裕層向け事業などへの投資を継続しているため、コストが増加する可能性があると述べた。
撤退予定のアジア、欧州、中東、アフリカ地域の消費者向け(リテール)銀行業務については、来月にかけて買い手候補から回答を得られるとの見方を示した。
シティは今年4月、オーストラリア、中国、インドを含む13の市場で消費者向け業務から撤退すると発表した。
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