- 2021/06/17 掲載
中国新築住宅価格、5月は前月比+0.6%で横ばい 一部になお過熱感
[北京 17日 ロイター] - 中国国家統計局が17日発表したデータに基づきロイターが算出した5月の主要70都市の新築住宅平均価格は前月比0.6%上昇と、伸び率は前月から横ばいだった。政府の価格抑制策にもかかわらず、一部主要都市で過熱状態が続いた。
前年比では4.9%上昇。4月の4.8%から若干伸びが加速した。
政府は投機抑制の取り組みを加速させているが、不動産価格の年初からの上昇は衰えていない。これまでに、住宅購入者への規制強化や開発業者への融資制限、銀行の住宅ローン金利引き上げの誘導などの過熱対策を講じられた。
国家統計局のデータによると、前月比で住宅価格が上昇した都市の数は5月が62となり、4月と変わらなかった。
新築住宅価格は大都市である「一線都市」で伸びがやや加速。「二線都市」と「三線都市」の伸びは横ばいだった。
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