失業率、３．０％に悪化＝求人倍率は横ばい１．０９倍―５月

総務省が２９日発表した５月の労働力調査によると、完全失業率（季節調整値）は前月比０．２ポイント上昇の３．０％と２カ月連続で悪化した。

厚生労働省が同日発表した５月の有効求人倍率（同）は、前月と同水準の１．０９倍だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴って４月下旬に発令された緊急事態宣言の影響で景気の先行き不透明感が強まり、企業の求人や職探しの動きがともに弱まった。

【時事通信社】